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お墓を建てる前に

建墓の進め方

建立までの流れ

想いを形にしていただくために、私たちは、お話しをうかがうところから始めます。
お客様の一つひとつの不安に丁寧にお答えし、こだわりにお応えするご提案を積み重ねながら、
納得のお墓づくりをマンツーマンでお手伝いしていきます。

1. お打ち合わせ・デザインなどの検討 2. 設計・御見積 3. ご契約・工期決定 4. 石材加工開始 5. 着工 6. 現地据付工事 7. 開眼供養・納骨式 8. アフターサービス

建墓のポイント

どういうお墓がよいお墓なのか

こういう形で、こういう色の石で、こういう大きさの墓がよいお墓だ…というような決まり事はありません。 お墓には「死者を供養し祀る」意義と「この世に残された者の心の拠り所」としての意義があります。従って死者を供養するのにふさわしいたたずまいがあり、死者と生者の語らいの場所、親を想い自分たちのの歴史を子供達に伝えていく場所としてふさわしいお墓なら、いずれもよいお墓といえるのではないでしょうか。

信頼できる石材店を選ぶ。

石材店の仕事は墓石を建てることだけではありません。より重要な仕事は「墓守」です。お墓は100年に亘って代々受け継がれていくものです。「売りました、買いました。」で済む他の商品とは、本質的に異なります。
気をつけて頂きたいのは、にわかづくりの墓石販売業者やブローカーのような業者です。建立後何年かたって「新仏の戒名彫りを頼もうと思ったら、お店がなかった」「墓石に問題が生じ電話したら不通だった」といった苦情が全国の消費者センターに寄せられていますが、ほとんどがこのケースです。建てた墓石を保証し、後々まで面倒を見てくれる、信頼できる石材店を選ぶことが何よりも大切です。

よい石材店の選び方

お墓は100年の買い物です。購入後のメンテナンスやサービス、商品に対する責任を明示しているか。格安を売りにするのではなく、お墓の価値や心の満足を重視しているお店か。地元の人の評判はどうか。こういった点をチェックするといいでしょう。また、そのお店が建てた他家のお墓を見せてもらい、出来栄えを確認するのもよいと思います。

契約する前に石材店に行く。

チラシや新聞広告を見て石材店に電話し、墓地で落ち合い自宅で商談、契約したというケースを聞きますが、これは危険です。店を構えず、どこからか墓石を調達してきて建立するブローカーかもしれません。繰り返しになりますが、墓石店との関係は、お墓を建てたら終わり、買ったら終わりでは決してないのです。後々までお墓守をしてもらわなければなりません。契約前に一度必ず石材店へ足を運び、 お店を確認すると共に、店主の人柄や後々までアフターサービスをしてもらえるお店かどうか確認してください。

価格の価値判断

墓石に機能性は全くありません。得られるのは心の満足です。格安墓石、超特売墓石を購入されて心の満足が得られるでしょうか。もちろん、高い墓石がよい、安い墓石は悪い、ということでもありません。亡くなった方を供養し偲ぶお墓を建てるのなら、建立した後すがすがしい気持ちになれるお墓でなければなりません。自分の死後の住まいとして生前に建立するのであれば、自分らしい想い入れを込めたお墓を作るべきでしょう。目先の価格より、心の満足を重視されたお墓作りをお奨めします。この場合、問題なのは、「墓石の価値判断ができない」ということでしょう。地元に根づいた評判のよい石材店なら安心です。いい加減な仕事、法外な価格で建立すれば評判を落とし、仕事がこなくなるからです。建てた墓石は、お店の信用を背負ってずっとそこに建っているのですから。

石の種類

現在墓石に使用されている石材のほとんどが御影石(花崗岩)で、その8割以上が輸入材です。そしてその種類は何百種にも及びます。同じ御影石でも硬度がそれぞれ異なり、一般的には硬い石ほど光沢を出すのに手間がかかりますが、一端、磨き上がるとその石の艶は長持ちします。硬度の低い石はその逆です。また、吸った水をはき出しにくい石があり、そのしみ込んだ水が寒冷地などでは凍って割れることがありますので、注意が必要です。また、鉄分を多く含んだ石は水と融合して錆が出る可能性が高いので、これも要注意です。では、硬度が最も高く、最も水を吸わない石が高い石なのかというと、必ずしもそうではありません。石は天然素材のため、人気があって産出量が少ない石ほど希少価値がついて高額になります。従って石質が悪いから安い、良いから高いとは、一概には言えません。これらの石の特質は、一般の方にはわかりません。信頼できる石材店に相談しながら選ぶことをお奨めします。

石の色

一般的には関東以西は白系統、以北は黒系統で多く建てられていますが、それは昔地元で産出された石の色に起因しています。黒石はよくないなどという話を聞くことがありますが、仏教の基本色は赤青黄白黒の五色です。この色どれ一つ欠けても極楽浄土はできないと阿弥陀経にも書かれています。従って黒はいけない、赤はいけない等という根拠はまったくありません。

墓石の形

現在建立されている墓石は、三段型の和型とオルガン型の洋型が主流です。三段型の墓石は、江戸時代中期頃より一般庶民が建てるようになったお墓の形です。その原型は五輪塔とも言われていますし、位牌を象ったものとも言われています。和型は当初は仏塔として、一人一基ずつ建立されましたが、家制度の導入と共に家墓、代々墓となり、仏塔としてのお墓は形骸化し、その形だけが今日まで継承されています。洋型墓石は仏塔としてのお墓が完全に形骸化した昭和40年初頭に出現し、あっという間に全国に普及しました。そして今日では、家制度が崩壊し、核家族化、少子化が進み、家族墓、夫婦墓、両家墓、個人墓、永代供養墓など、お墓のあり方も急速に多様化し、墓石の形も様々になりました。特に近年、自分好みの自分らしいお墓作りをされる方が急増し、洋型墓石はデザインを競う時代に入り、ユニークなお墓もたくさん目につくようになってきました。 このほか、一般的な墓石として五輪塔があります。平安時代中期頃にできた、仏の姿を表し森羅万象を象った伝統的な供養塔です。

墓石の大きさ

大きいお墓がよい、小さいお墓は悪いというものでは全くありません。大切なのは、死者への供養の心を込めて作られたか否かです。例え小さくとも、心のこもったお墓であれば、気に入った石種で、ご予算に応じて作られることをおすすめします。

墓石を建てる時期

特別な決まり(法律)はありません。大切なのは供養の心です。思い立ったが吉日でよいと思います。一般的には、四十九日、百ヶ日、月忌、一周忌、三回忌などの法要を営むときに納骨されることが多いようです。

生前墓(寿陵墓)について

お墓を建てることは仏事です。仏教では生前に仏事をすることを「逆修」といって、大変功徳の高い善行と説いています。中国でも寿稜は長寿を願うめでたい墓として秦の始皇帝をはじめ歴代の皇帝が作っています。日本では聖徳太子が作っています。従って、生前墓がいけないという根拠はなさそうです。

お墓の方角

お墓は当初仏塔として建てられました。仏教では六方拝といって、東西南北上下六方をいずれも尊び、吉凶の別は問わないとしています。また、仏は八方世界をあまねく照らすという言葉もあります。その仏様が、あっち向きはだめ、こっち向きはだめと言われるでしょうか。供養するのにふさわしい場所であれば、方角は関係ありません。

お墓の引越し・リフォーム

全優石・全国石製品協同組合の全国ネットワークは、お墓の引越しの強い味方

遠くに引っ越してしまってお墓を守っていくことができないなどの理由で、お墓を移すことがあります。これを改葬といいます。改葬には市区町村長が発行する改葬許可証が必要です。法的な制約はこれだけですが、旧墓地の管理者におかしな誤解を生まないよう、改葬に至った経緯を誠意をもって説明し、納得してもらうことが重要です。
そして実際の改葬にあたっては、佐藤石工苑が加盟する全優石および全国石製品協同組合の、全国組織ならではのネットワークが、円滑なお墓の引越しをお手伝いいたします。
また、長年にわたる経年劣化や災害などで傷んでしまったお墓のメンテナンスやリフォームについても、ご相談を承ります。どうぞお気軽にお声掛けください。